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発泡ウレタンの発泡量 | 発泡ウレタン(ウレタンフォーム)専門店


当社の発泡ウレタンをご購入いただく上で、製品1缶あたりの発泡量、できあがり量を知っておくことは大切なことです。エアータイトフォームの缶から出てくる原液は、発泡してできあがる発泡体の量は、1缶あたり50リットル程度になるLサイズ缶、1缶あたり25リットル程度になるMサイズ缶の製品があります。これは発泡した後の体積であり、塗布時の量ではありません。所謂、1缶での使用量という意味となります。発泡量と聞くと「発泡倍率なのか」「1缶の使用量なのか」などと解釈のされ方が異なることも多く、間違えないように理解してください。なお、発泡倍率の2倍という意味は缶サイズの2倍に仕上がるという意味ではありません。Lサイズの750ml缶なら約50リットル発泡、Mサイズの500ml缶は約25リットル発泡です。表記されている1缶当たりのできあがり量を知り、自分が使用したいボリュームで本数を検討してください。


発泡ウレタンをご注文いただく際、どれくらいの本数が必要になるのかなど、はじめてのお客様が発泡ウレタンスプレーを購入されるとき最も気になるテーマかと言えます。発泡ウレタンスプレー缶を購入する際は、缶の大きさではなく、1缶でのできあがり量を目安にしていただき、その1缶あたりの発泡量を知ることで、お客様が施工したい大きさの体積を計算しながら、必要となる本数をご検討ください。

もちろん、製造メーカーが異なると技術や品質グレードに差があるのは当然です。同じ750ml缶サイズのものでも安物の市販品では20から30リットル前後しか使えないものもあります。お買い求めの際は「1缶幾ら」で検討すると損することもあります。市販品など各メーカーの製造技術によって、缶サイズが同じ750ml缶であっても、原料充填率や処方の技術により、なかには、缶の中に原料が少ししか入っていないような粗悪と言えるメーカー品も一部で存在します。

単純にウレタン原料の発泡倍率の違いではなく、エアゾール化させるべき原料とガス充填率が各々異なり、A社の750ml缶、B社の750ml缶、これらを同じ環境で使用しても、A社の製品はB社の製品よりも多く使えるなというようなケースもあります。

もちろん、エアータイトフォームは増量仕様なのでお得で安心ですが、市販品を購入される際には缶サイズではなく、発泡量やできあがり量という項目の確認は必須と言えます。

発泡ウレタンスプレー缶には発泡量とか、できあがり量、という説明の表記があります。これらは同じ意味で解釈しても構いません。1缶の中身を全部出し切って、正常に、発泡硬化させた場合での発泡体積を指します。

ただし、製品は性質上で季節や作業環境の温度や湿度によって1缶での発泡量に若干の変化がでます。あくまで、大体の目安にしておけば、購入必要量の計算間違えにはなりません。

缶の中に入っている数種のウレタン原料は噴射ガスで加圧されています。エアゾール製品とは発泡ウレタンスプレー缶のみならず、生産工場で缶に原料を充填する際、安全確保上、缶容積の100パーセント近くまで原料を過充填することは規格により危険なため認められておりません。

エアゾール製品は中身がパンパンになる状態に原料を詰めることはできません。従って、シェイキングしたときにちゃぽちゃぽと液温がするわけですが、厳密に充填率は80%付近が限界点とされております。

使用する噴射ガスの種類、その原料によっても充填できる率や処方ノウハウは異なるものです。ただ、発泡ウレタンスプレーの安物の市販品の場合、外見上は大きな缶なのに原料は少ししか入っていないというような商品もアジア産の一部メーカー品で実在しています。このため、発泡ウレタンスプレー缶の価格比較には、1缶あたりの発泡量、できあがり量を知ったうえで検討するのが通例となっています。

発泡量とは1缶当たりのできあがり量のことを指します。吐出した後に泡が発泡する量ではありません。これは発泡倍率と言います。



発泡ウレタンスプレー製品を調べていると「発泡量」という言葉とは別に「発泡倍率」という言葉が出てくると思います。ここで言われる発泡倍率とは、1缶の大きさを基準とした発泡の倍率という意味ではありません。ウレタンから泡を出して、見た感じで固まるまでに発泡する体積の倍率を指します。発泡倍率が2倍という意味は、吐出1分後の大きさから固まるまでに約2倍の大きさになっているという内容です。ただし、現場発泡ウレタンの仕上がり具合は、少なからず凹凸ができるので、なかなか、面積や体積、正確な発泡倍率は表現しにくいのが実態でもあります。

湿気で固まる1液性の硬質発泡ウレタンで、見た目の発泡倍率は約2倍という解釈と説明が一般的です。稀ですが、缶容量を基準として50倍だとか60倍発泡だとか誇大に表現するメーカー品ありますが、そんなに発泡しないので解釈には注意が必要です。

発泡ウレタンのエアゾールタイプは、どのメーカー品であっても、液体で吐出ではありません。吐出と同時にムース状態になりますので、そこから見た目で50倍も60倍も膨らみません。

発泡量について、発泡ウレタンを施工するときの温度、湿度、施工する形状によって発泡ロスが生じます。作業者の慣れにも影響しますが、全体で15から20パーセント前後をロス発生を目安としておくとよいです。購入の際はロスを考慮して、前もって余分に材料を用意するゆとりが大切です。

特質上、用途、施工する部位、はみ出た部分のカット、こういった作業者のテクニックによって1缶でのロス率は変化します。また、缶に付属の簡易ストローノズルで施工する場合より、別売りの専用吐出ガンをつないで施工した方が丁寧なサイズで吐出でき、その後の発砲ロスも少なくなります。これらを踏まえて、発泡量や発泡倍率を把握してみてください。



発泡ウレタンスプレー缶のLサイズ1缶で仕上がる発泡体の長さについて、うまく施工できた時の目安は下記のとおりです。参考にしてみてください。1缶でできあがる長さは、施工する幅と高さで変わってきます。例えば、幅が10ミリで高さが10ミリの場合には400メートルから500メートルが目安であり、幅が20ミリで高さが20ミリの場合は、上記10ミリサイズ時の4分の1となり、100メートル前後を目安として計算します。ただし、この数値は最高値として捉えておきます。作業時に、多めに泡を出して余分に発泡させてしまった場合や、失敗してやり直した時、余分な発泡を削った場合には、1缶でのできあがる長さは当然に減ります。簡易ストローノズルで吐出した場合より、専用吐出ガンで出した場合の方が発泡の凹凸が抑えられるため、イメージ的に、施工距離は長く施工できることになります。

発泡ウレタンスプレーの施工は、表面に凹凸ができるため、数値はあくまで目安としてください。また、発泡具合は、温度と湿度の違いにより変化します。気温20℃前後、湿度60パーセント付近が発泡硬化では最も適します。作業環境が5℃以下になるような低温場所ではあまり発泡せずに膨らみません。逆に、40℃以上などの高温場所では発泡揮発が高くなり、硬化時に荒密となります。箱の中、パイプの中、そういったところに硬化させる際は、抵抗なく発泡させたときより、発泡の抵抗が強くあります。硬化中に発泡しようとする体積が抑えられ、高密度化し、発泡体積ロスが若干生じることがあります。箱の中などに入れずぎてしまい、はみ出た部分の切り落とし、表面凹凸、そういったことの失敗まで考えると、20から30パーセントほど施工ロスを考えておくと無難かもしれません。


施工断面 発泡方法 仕上げ寸法 施工量
自由発泡 10ミリ

約400から500m
(最高)

10ミリ
自由発泡 10ミリ

約200から250m
(最高)

20ミリ
自由発泡 10ミリ

約133から160m
(最高)

30ミリ
自由発泡 20ミリ

約100から125m
(最高)

20ミリ
自由発泡 20ミリ

約66から83m
(最高)

30ミリ
自由発泡 30ミリ

約44から55m
(最高)

30ミリ

高さ5センチ、幅30センチ、奥行10センチの長方形に仕上げるときの体積計算例

50ミリ

30ミリ

100ミリ

体積計算

50×300×100=1500÷1000=1.5(リットル)

Lサイズの発泡量

最大40から50リットル(発泡硬化後)

Lサイズ1缶で作れる量

計算40÷1.5=約26個作れる目安

計算50÷1.5=約33個作れる目安



エアータイトフォームの施工量を、面積で知りたい場合は下記を参考にしてください。隙間や目地など棒状で仕上げた時と同様に、面積で計算するときも、発泡ロスは別途に考慮する必要があります。購入の際は少し、多めに見積もるようにしてください。面積で必要本数を考える際は、施工時の凹凸具合によって想像以上にロスが出ることを前提にする必要もあります。とてもザックリとしたイメージとしてですが、1缶で1平米の施工ができるか、できないか、といった範囲の商品であると認識していただくとわかりやすいかと思います。


エアータイトフォームLサイズ缶の1缶当たりの施工面積目安。Mサイズ缶はこの半分が目安となります。発泡ウレタンスプレーは施工時に凹凸ができやすく、面積が必要数量を計算するときは、少し多めにロスや予算を考慮する必要があります。

発泡方法 仕上げ寸法 施工面積
自由発泡の塗り付け 厚さ 10ミリ

最大4平米

自由発泡の塗り付け 厚さ 20ミリ

最大2平米

自由発泡の塗り付け 厚さ 40ミリ

最大1平米