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発泡ウレタンの使用手順 | 発泡ウレタン(ウレタンフォーム)専門店


市販されている発泡ウレタンスプレーを闇雲に使ってしまうと高い確率で失敗します。発泡ウレタンのスプレー缶は女性でも男性でも吐出する操作方法や使用する手順は決して難しくありません。整髪ムースのような感覚で使用できます。ただし、缶から出てくるウレタンの原料は「発泡する」「接着する」といった性質なので、やや癖があると言えます。等倍で仕上がるものではありません。例えば、逃げ穴がなく行き止まりのところへ泡をどんどん入れすぎると入り口から泡が多量に溢れて飛び散って、周囲が汚れることもあります。使用するノズルに負荷を掛ければノズルが抜けたり、汚れることもあります。専用ガンのセッティングに関しても管理を誤れば内部で詰まったり、液漏れを起こすこともあります。希望サイズに一発で仕上がるような吐出施工ができるようになるには、発泡する癖を学んだり、ノウハウと慣れが必要です。泡を出し過ぎれば硬化後のロスも増えますので、はじめて発泡ウレタンを使用されるお客様は、缶ラベルに記載されている使用手順の説明も一通りお読みいただき、施工を開始する前に、自分の使い方ではどういったことに注意するべきかなど簡単に想像し、シミュレーションをしてください。発泡ウレタンの施工面は、ビニルやプラスチックに施工するのか、多孔質の材料に施工するのか、大きなサイズに発泡施工するのか、箱やパイプの中で発泡させるのか、こういった状況でも施工ノウハウが異なってきます。


発泡ウレタンスプレーは家庭用の整髪ムースやカセットボンベ、塗料スプレー缶と同じようなエアゾール缶の製品ですが、発泡ウレタンの原料は発泡して固まるという性質上、使用した後の中断保管の期限は整髪ムースなどのエアゾール品と比較するとあまり長持ちしない(再使用できなくなりやすい)傾向の製品と言えます。一回使い切りではないですが、発泡ウレタンスプレー缶を使用する際、無駄なく缶の中身をお使いいただくため、ご使用される前に作業工程や使用する計画性を高めるように心がけてください。

発泡ウレタンの使用手順を学ぶ際は、使用中のことも大切ですが、中断時のことや使用後のこと、こういった作業全体の流れを想定してみると実際の作業の際に安心です。新しい商品を開封使用し、当日中に中身を全部使い切らない場合には、ノズルタイプで使う場合とガンタイプで使う場合で中断保管の手順が異なります。エアータイトフォームをお使いの際は、缶ラベルや取扱説明書に記載されている使用手順、保管方法のルールに従って正しく商品をお使いください。

本品はスプレー缶です。ノズルタイプで使う場合もガンタイプで使う場合も、吐出時に泡を出したり止めたりする操作は可能です。一気に全量が出てくるものではありません。ただし、ウレタンの原料は発泡固化する性質なので中断した後は、缶の中身が残っていても中長期の放置保管で再使用できなくなることがあります。開封後はできるだけ早めに使い切ることが望ましい製品と言えます。

もちろん、使用後にノズルなど液吐出口の先端部にウレタン汚れが固化してしまうと1時間前後で再吐出できなくなることもありますが、この場合は固化したウレタンゴミを除去し、取り除けば再吐出は可能です。しかし、ノズルや専用吐出ガンの先端部に付着して残る発泡目詰まりだけでなく、缶の中のウレタン原料は時間経過で固化するリスクが高まるので、一度開封使用したものは保管状態や数週間以上の保管により、中身が残っていても缶内の缶バルブ内側付近に残る原液が樹脂膜化し、詰まる可能性があります。

外部に付着した残液や汚れは、乾燥して固まってしまう前ならばウレタン専用洗浄液のエアータイトクリーナーで洗浄することができますが、再使用の期限はあまり長くないので、開封使用後はできるだけ計画的な使用をお勧めします。

実際に商品をお使いいただく前の段階で、発泡させるコツやノウハウをある程度は知っておかないと用途によっては発泡ウレタンを綺麗に固まらせることができず、失敗してしまうことがあります。特に、大きく仕上げる場合のノウハウ、施工面の材質や形状によるノウハウ、発泡の向きによるノウハウなど、お客様の用途によってアドバイスするべき内容が異なりますので、不安な場合やうまくいかない場合にはエアータイトまでご相談ください。

商品は現場発泡品ですので発泡率や硬化時間は環境の温度や湿度にも影響を受けます。特に、冬場など寒いところや冷たい部位への発泡時など硬化上の悪条件が重なると、吐出してから数日経過しても泡の中が固まらない、ベトベトのまま、といった失敗を招くこともあります。もちろん、少しのノウハウで未然に失敗を低減できますが、初心者の方は発泡ウレタンスプレーをご自身の直感だけで使用開始せずに、まずは注意事項をよく読んでいただき、汚れに備えて養生、作業着、軍手などの防具をなるべく着用し、最初はビニル袋の中などでテスト発泡で勢いなどを試してから実際の施工を開始するようにしてください。

エアータイト社の発泡ウレタンスプレー缶はノズルタイプでもガンタイプでも使えますが、専用吐出ガンで使用する場合には、缶をつないだままで中途保存ができるようになります。使用頻度が数日おきという感じで使用頻度が高い場合には専用吐出ガン内部の都度洗浄は不要です。吐出ガン内部に残るウレタン原料は外気に触れない構造となっていますので、ウレタンの缶はつないだままで保管ができます。

もちろん、当日使用後にウレタン専用洗浄液のエアータイトクリーナーでガン内部を洗浄クリーニングして保管することも可能ですが、再使用する頻度が近い場合、頻繁に使うにも関わらず、使用した都度、専用吐出ガン内部を洗浄クリーングする必要はありません。小まめに洗浄しておくことは良いことですが、洗浄不足で希釈残液が乾燥によりパーツで樹脂膜化することもありますのでご注意ください。

通常、ウレタンの缶を専用吐出ガンに装着した後、数週間以上を目安に再使用する予定がない場合には、ウレタンの缶を接続した当日中に取り外して、エアータイトクリーナーで吐出ガン内部を洗浄し、商品を管理してください。この際、大原則として、数日以上つないだままのウレタン本体は絶対に無暗に取り外さないでください。接続状態で缶バルブが弱まって固化していることがあり、無暗に外すと取り外したときに周囲を原料で汚す恐れがあります。

このことからも、専用吐出ガンにウレタン本体の缶をつないで使用した場合には、ウレタン本体は缶の中身を使い切るまで取り外さないことが基本ルールとされております。なお、ウレタン本体の接続状態で専用吐出ガンの調子が悪くなった場合など、途中で缶を取り外す場合には、必ず、大きなビニル袋の中で原料の飛び散りに注意して取り外してください。不用意に取り外すと周囲にフォームが飛び散り、周囲が汚れる可能性があります。危険ですので無暗には取り外さないでください。

ウレタン本体は、専用吐出ガンを使用せずに付属のストローノズルで使用する場合でも吐出作業の中断可能です。新品開封後、休まず一気に缶の中身を全て使い切る必要はありません。しかしながら、中断してから10分以上放置するとストローノズルの先端部に付着するウレタン残液が固まって詰まり始めます。もちろん、使用した直後にエアータイトクリーナーで付着残液を洗浄しておけば、物理的な発泡目詰まりは防止できます。ノズルが詰まってしまった場合でも、針金などでノズル内部を貫通させるなどで固化物を取り除けば再使用できることもあります。この際、缶バルブ側にも残液は固化しますので詰まりの有無をチェックしてください。ただし、中長期に常温保管したウレタン本体は、ガスのマイクロリーク、ガス圧低下等の原因で再使用できなくなります。

発泡ウレタンスプレー缶の使用手順を知るうえで肝心なことは、吐出開始ではなく、中断方法の把握でもあります。専用吐出ガンで使う場合とストローノズルで使う場合でも中断方法は異なり、再使用する頻度によっても中断保管の手順は少し異なります。詳しくは取扱説明書や缶ラベルをご確認ください。中断後の製品は新品のときと比べると長持ちしないので、中長期の保管は適しません。

残液で汚れたまま再使用したり、残液で汚したままで缶を交換するとやがて正常に使用できなくなります。エアータイトクリーナーで汚れを洗浄した場合でも、洗浄時に希釈されたウレタン原液の排出、ふき取りが不十分な場合は、それが乾燥し、樹脂膜となりパーツにこびりつき、詰まりを生じさせるケースがあります。所謂、洗浄不足による詰まりです。

エアータイトクリーナーの主成分はアセトンです。固まる前のウレタンフォームを強力に溶かしますが、無暗に多量の洗浄液をスプレーで吹きかけ続けても洗浄効率が悪いため、ウエスに洗浄液を染み込ませて拭き取ったり、専用吐出ガン内部洗浄の際は5分ほど吐出ガン内部に洗浄液をプール(洗浄液の缶をつないだまま)させ、内部のしつこい汚れを落としてから廃液を排出する、というような漬け置き洗浄が効率的なので洗浄液の無駄もありません。

発泡ウレタンスプレー缶を使用するのが初めてというお客様に向けた最初のアドバイスは使用手順と施工方法の2点です。この2点を学んで把握しておかないと失敗してしまいます。また、エアータイトフォームのウレタン原液は液体ではなく、泡のムース状態で吐出されます。整髪ムース、シェービングクリーム、生クリームのようなクリーミーな棒状での吐出パターンであり、塗料スプレーなどのように広角に霧状に泡が出てくるものではありません。

発泡ウレタンを使用するに至り、心構えとして大切なことは、他社品を取り扱うような販売業者がネットで誇大に言うような「発泡ウレタンは簡単に使える」という乱暴な言葉は信用せずに鵜呑みにしないことです。もちろん、操作性のイメージは個人差はありますが、簡単と言いつつも、作業時は自分の手が汚れる可能性もあり、周囲を汚す可能性もあり、注意点がいくつかあります。

発泡ウレタンを使った実際の操作手順は、慎重になりすぎる必要はないものの、闇雲にご自身の直感だけで使用開始せず、製品の缶ラベルに書かれている注意書きを必ず一読してください。発泡ウレタンを使い始める前のこと、使用中のこと、使用後や中断のこと、自分の使用環境で何に注意すべきか、これらを一通り想像してみてください。

大体の流れを理解できたら作業開始です。汚れ防止のため、簡素で構いませんので作業場所周囲の養生、マスキング、段取りをきちんとしておき、発泡ウレタンスプレーを吐出開始してから後で焦らず使えるような準備を整えておいてください。説明が重複しますが、汚れる可能性もあります。作業着や手袋は着用したほうが無難です。製品は屋内でも屋外でも使用可能ですが、エアゾール品なので絶対に周囲に火気やストーブなどがないことを再確認してからお使いください。

エアゾール缶の発泡ウレタンは少しのコツさえ学んでおけば決して難しい材料でもありません。ただし、初心者の方もプロ業者の方でも、ウレタン本体の缶を最後まで無駄なく使い終えていただくには、前もって知っておかなければならない点がいくつかございます。エアータイトフォームは他社品と外観を見比べると同じようにも見えますが、中身の原料品質、中身に入っている原料と圧の量、整泡具合、缶サイズ、ノズルの癖、当然に異なります。

他社品の使用経験がある方でも、エアータイトフォームは使用するのが初めての場合は、必ず、取扱説明書や缶ラベルを一通り読んでいただき、お困りなことや心配なことは些細な内容でも当社またはエアータイト認定代理店のスタッフまで気兼ねなくご相談ください。

発泡ウレタンは失敗されると汚れるリスクがあります。ノズルの取り付けが不十分だったり、専用吐出ガンのセット方法なども間違えないように負荷をかけないでお使いください。



発泡ウレタン スプレー缶の使い方 #1
発泡ウレタンをノズルで吐出
発泡ウレタン スプレー缶の使い方 #2
発泡ウレタンを専用吐出ガンで吐出
発泡ウレタン スプレー缶の使い方 #3
発泡ウレタンの洗浄
発泡ウレタン スプレー缶の使い方 #4
発泡ウレタンの缶廃棄

発泡ウレタン スプレー缶 参考資料 #1
施工要領書 ダウンロード
発泡ウレタン スプレー缶 参考資料 #2
取扱説明書 ダウンロード
発泡ウレタン スプレー缶 参考資料 #3
用途集 ダウンロード
発泡ウレタン スプレー缶 参考資料 #4
発泡ウレタンガイドVol.1 (表)(裏)

発泡ウレタンスプレー缶の使用手順を覚えましたら、次は、発泡ウレタンスプレーの施工方法を覚えてください。発泡ウレタンを隙間など目地に施工するのか、壁面に塗り付けるように面状態で仕上げたいのか、などと施工する部位の形状や吐出する向きによってもテクニックの難易度は異なります。いずれにしても、吐出した量に対して約二倍に発泡することを前提として施工することになりますので、吐出し過ぎないことが最初のノウハウとなります。硬化前でも硬化後でも泡の上から重ね塗りができますので、一回の入れすぎや泡の出し過ぎをしないように注意します。発泡ウレタンスプレー缶の施工は、この泡の出し方ひとつで失敗と成功を左右しますので、吐出方式選び(ノズルタイプで使うのか、ガンタイプで使うのか)は最重要です。使用方法、施工方法、不安な点は当社までご相談ください。

発泡ウレタンスプレー缶を付属のストローノズルで使う手順の解説です。缶に付属のストローノズルをつないで使用する手順をご案内します。缶ラベルに使用手順が記載されています。ご不明な点がありましたらお問い合わせください。

1、缶上部の輸送用キャップを取り外します。

2、本体キャップに付属しているストローノズルのストロー部分を抜き取り、引き手部分とストローを本体キャップから取り外します。ストローノズルは丸型と楕円の2種類を付属してあります。中断時に詰まった場合の予備としてもお使いいただけます。

3、取り外したストロー部分を引き手部分にしっかりと奥まで差し込んで元に戻します。使用時に負荷をかけると抜ける場合がありますので、ストローブの嵌め込みが緩くなったときはセロテープ等で固定してお使いください。

4、バルブ保護キャップを取り外します。

5、ストローノズルの付け根の突起部を缶のバルブに差し込みます。セッティングが緩すぎるとグラついて使用時にノズルが取れてしまいます。きちんと差し込んでください。

6、ノズルを上から軽く差み、垂直に、奥(下)に押せなくなるまで押し込んでセットします。無理に強く押し過ぎるとガスが出ることがあります。

7、缶を10回ほど振ります。缶の中にはいくつかの原料と噴射ガスが含まれています。良く混ぜてからお使いください。

8、缶を逆さまにしてストローノズルの引き手部分を斜めに軽く倒すと泡が出てきます。ストローノズルで使う際は垂直に圧して出すプッシュダウン式ではありません。強く倒すと勢いよくフォームが噴出されます。引き手部分を離すとフォームの吐出は止まります。

9、使用中断時にはストローノズルの内部にフォームが残ります。このまま20分以上放置するとストローノズルの先端部や内部、缶バルブ付近にフォームが詰まります。使用した後は別売のクリーナーで10分以内に洗浄しておくか、応急措置としては、缶を上向きにして数秒吐出する空吹きで発泡目詰まりを防止します。

10、空吹きをする際は、念のため、ストローノズルの先端部はビニル袋の中に納まるようにします。缶は上向きにして一秒ほど空吹き吐出します。本品は安心の倒立使用の製品なので、使用後に、上向き吐出のガス噴射でノズル内部や缶バルブに付着している残液を外部に排出することができます。応急的な発泡目詰まりに有効です。

11、確実な洗浄には別売のクリーナーを使用します。クリーナーは固まる前のフォームを希釈分解洗浄するための製品です。事前に用意しておく必要があります。まずは、使用後の汚れたストローノズルをウレタン本体からゆっくり取り外します。

12、汚れたノズルをそのままクリーナーの缶にセットします。本品は従来品とは異なり、洗浄液のダイレクト噴射で手を汚さずにストローノズル内部や缶バルブの残液を一発で洗浄することができます。

13、汚れたストローノズルを取り付け、缶を逆さまにし、クリーナーを一秒ほど噴出させます。フォームの汚れと洗浄剤が一瞬で外部に排出されます。排出する際はビニル袋の中に納まるようにします。

14、クリーナーを一秒ほど噴出した使用後のストローノズルの画像です。無理に何十秒も連続してクリーナーを噴出する必要はありません。ただし、洗浄が弱いと分解された残液が内部に残るため、暫くしてからもう一度クリーナーを吐出します。洗浄した後はストローノズルを取り外しておきます。

15、本体側の缶バルブの残液有無をチェックし、必要に合わせてクリーナーで綺麗にしておきます。スプレー洗浄のときはクリーナー付属の噴霧アダプタをセットして使います。缶のバルブもウレタン残液が詰まりやすいので必ず洗浄しておきます。ウレタン本体は洗浄の有無に関わらず、一旦使用した缶は長期保管には適さないので、物置などに仕舞いこまず、早めに使い切るようにしてください。

使用するノズルや使用する専用吐出ガンは正しくセッティングしてください。使用時、強引に無理な負荷を掛けないようにしてください。ノズルタイプで使用する場合にノズルに負荷を掛けるとノズルが抜けたり、ガンタイプで使用する場合に無理やり曲げたりすると専用吐出ガンが破損する場合がございます。


専用吐出ガンは事故防止のため必ずエアータイト純正品をお使いください。エアゾール製品は高圧ガス製品であり、互換性を問わず、他社品の流用は一切のサポート保証対象外となりますのでご注意ください。

エアータイトフォームを別売りの専用吐出ガンにつないで使用する手順の解説です。エアータイトフォームはLサイズもMサイズも専用吐出ガンを使用できます。別売り専用吐出ガンのエアータイトガン2を接続して使用する流れをご案内します。

吐出ガンの使用手順1

1、吐出ガンを用意します(本品はATF009エアータイトガン2)。ATF009の場合には箱の中に整泡ストローが2個入っています。整泡ストローは希望の長さにカットして吐出ガンの先端に嵌めこんで使います。ストロー内での泡巻き込みミキシング作用によって、良好なウレタンに仕上がります。

2、内容成分が良く混ざるように製品本体を10回ほど良く振る。高温場所で保管をした缶は使用直後にバランスが悪くなることがある。少し強めに数回振り、液音を確認する。冬場など缶が冷たくなっている時は常温の室内で2時間ほど放置してから使い始める。強制加温は破裂するなど危険なため絶対に行わない。

吐出ガンの使用手順2

3、缶と吐出ガンの装着。缶を良く振ってから、吐出ガンの取付部と缶側の取付部のネジ山を合わせてから真っ直ぐ素早くねじ込む。ねじ込みを終えた際に缶の液が吐出ガンに入るガス音がシュッと聞こる。取り付けると同時に吐出ガンの中にフォームが充満され、吐出スタンバイの状態となる。

吐出ガンの使用手順3

4、吐出ガン後方の吐出量調整ネジを右全開に締め付け、引き金を一旦ロックした状態にする。引き金を左回りの解除しながら自分に適した引き金の引き限界を固定する。引き金を引くとフォームが噴出する状態になる。引き金は左回りに一回転から一回転半を目安に緩めることで微量塗布のスタンバイ状態となる。3回転ほど緩めると引き金を強く引ける多量噴出スタンバイとなる。

5、実施工の前にビニル袋の中でテスト使用を勢い全開で一秒程行う。ウレタン本体の缶内と吐出ガンの内部圧力を整える。これをせずに最初から微量塗布を続けると原液と噴射剤の混ざりが弱い状態のまま最後まで悪い吐出が続くことがある。整泡のバランスを崩したままの噴出は良好なフォームを形成できない。整泡ストローを先端に使わない場合も同様に気泡の仕上がりが荒くなる。

6、付属(ATF009の場合)の整泡ストローを箱から取り出して2から3センチ程にカットする。カットしたストローをATF009の先端に嵌め込む。名称のとおり、吐出される泡を整えるためのものであり、フォームは細かな気泡でクリーミーに吐出されるようになる。

吐出ガンの使用手順4

7、施工の開始。引き金を引くと塗布開始。引き金を離すと一時停止。吐出ガンの機能により引き金の引き限界を固定できるため、同じ勢いで、均一な塗布ができる利点がある。スライド方向は液を出しながら手前方向に移動しながら施工する。フォームを出しながら手前から奥へ移動すると泡が暴れやすく施工しにくい。引き金を離すと液はピタッと停止する。連続した噴出は10秒前後を目安とする。続ける場合は一呼吸入れてから続けて作業を行う。休憩後など暫く使用を停止した後も、缶をもう一度良く振り、原液と圧力を整えてから作業を再開する。再使用の際は先端の残液固化の有無をチェックする。

8、吐出ガンの内部には外気は侵入しない構造。缶はつないだままで保管ができる。先端につないだ整泡ストローは10分以上放置すると詰まり始める。詰まる前にクリーナーでで綺麗にして貫通させておく。先端が残液により詰まった状態で液を出そうとすると真っ直ぐ出てこなかったり、固化詰まりが突然に勢いで解消され、急に勢いが強くなったり、周囲に液が飛び散る可能性が高まる。特に先端部は清潔を維持する。

吐出ガンの使用手順5

9、作業を終えるときは先端の整泡ストローを取り外し、クリーナーで先端を洗浄してから保管する。吐出ガンは空気が侵入しない構造なので缶はつないだままでも保管ができる。次回使用の頻度が少ない場合は装着当日中に缶を取り外す。中身が残っている缶を無理に取り外すと装着期間によっては缶バルブの戻りが弱くなり、取り外しの際にフォームが噴出することがある。取り外すときは不意のフォーム噴出に要注意する。

吐出ガンの使い方6

10、説明書の通り、缶の中身が完全に空ならばそのままゆっくり取り外しても問題ないが、中身が多量の残っているものは、缶バルブ構造と原料の性質上により吐出ガンを長く接続したままの缶は接続口から勢いよくフォームが多量に飛び散ることがある。必ず、新しい缶に交換をするときなど缶は無暗には取り外さずに、ビニル袋の中で収まるように取り外しの作業を行う。特に接続状態で長期保管後に取り外す場合にはバルブ固化により内容物の全量が噴射し続けることがある。取り外す場合は、万が一に備え、45リットル程度で大きめのビニル袋を数枚用意しておく。

吐出ガンの使い方7

11、この画像は新品の缶を装着当日で取り外した状態。装着期間が短いたね缶からの連続した液漏れはない。周囲への液の飛び散りはない。ただし、この残液をそのままにすると発泡硬化によりバルブが詰まってしまう。焦る必要はないが、取り外してから10分以内を目安にクリーナーでのフォーム残液手入れを開始する。

吐出ガンの使い方8

12、まずはクリーナーで缶側のウレタン残液を1秒ほどスプレー洗浄。一瞬でフォームは分解希釈される。フォーム残液は目安として5分以上経過すると固まり始めるため汚れが溶けにくくなる。缶を取り外したら手際良く洗浄の作業を行うのが基本。

吐出ガンの使い方9

13、缶を取り外しても、吐出ガンの内部にはフォームや残圧がプールされていることがある。絶対に顔を近づけたり、不意に引き金を引いたりせず、一旦、ビニル袋の中で引き金を引いて残液の有無を確認する。次に、画像のように吐出ガン側のウレタン残液をクリーナーでスプレー洗浄する。この部品(バスケットアダプター)は缶からの液を吐出ガン内部に通過させる重要な役割を持っている部品である。使用後は特に確実な洗浄作業が必要。外見上の汚れだけではなく、ガン内部の洗浄作業を続ける。

吐出ガンの使い方10

14、クリーナーをウレタン本体を装着した時と同様に吐出ガンにねじ込んで装着をする。この状態で洗浄液は吐出ガンの内部に充満を開始している。

吐出ガンの使い方11

15、クリーナーを取り付けた状態でビニルの中に洗浄液を数秒数回噴出する。尚、吐出ガンの内部にウレタン残液が残っている場合は、クリーナーを装着噴出しても数秒間はフォーム残液が噴出され、洗浄液は直ぐに出てこない。クリーナーの噴出を続けると次第に洗浄液(透明色)の噴射とあんる。洗浄液が出てくるまで数秒間、数回、噴出を続ける。

吐出ガンの使い方12

16、数回、数秒噴出を続け、更に10秒ほど休んで、再度噴出していく。分解される液が画像のとおり徐々に透明の色になる。これが洗浄液の色(無色)。排出される液体がある程度透明色になった時点で洗浄は一旦中断し、そのまま放置して、5分後ほど経過後に、再度洗浄液を再噴出しておく。内部のシツコイ汚れまで分解希釈、噴出される。

吐出ガンの使い方13

17、洗浄を終えたらクリーナーを吐出ガンから取り外して、全ての洗浄作業は終了。洗浄の有無に関わらず、中断したウレタン本体は長持ちしないため、早期に使い終えるように心がける。クリーナーに関しては成分が固化する原料ではないため、ウレタン本体と比べて繰り返しの再使用に強い。

修理手順ページ

18、ATF007を除く吐出ガンは全て分解メンテナンス対応品。ウレタン本体を長期装着で未使用放置した際の固化詰まり、定期洗浄不足による内部パーツへの原料こびりつき、缶取り外し後の洗浄忘れによる発泡固化などを原因として、吐出ガンの調子が悪くなることがある。詰まりの状態で無理に操作すると破損につながる。小まめに洗浄メンテナンスや分解メンテナンスでしっかりと製品管理をするように心がける。分解作業については左の分解修理概要を参照願います。

ウレタン本体の缶を専用吐出ガンにセッティングする際、専用吐出ガンの缶装着部分がウレタン残液でベトベトに汚れたままつなぐと、次に交換する際に接着固化して缶が外れにくくなります。缶の交換時は外部と内部の汚れ防止のために別売りのエアータイトクリーナーをご用意いただき、定期的にウレタン残液の洗浄メンテナンスを行うようにしてください。


はじめてのお客様は、お届けするエアータイトフォームのウレタンフォーム缶本体ラベルに記載されている注意事項を必ずお読みください。操作手順の把握だけでは、泡が発泡する特性や接着して固まる原液であることなど、本品はケミカル品、化学品であることも理解しておく必要があります。

エアータイトフォームの缶の中には数種類のウレタン原料が一つのブリキ缶の中で噴射剤と一緒に加圧充填されています。所謂、スプレー缶のエアゾール製品です。保管中も移動中も作業中も、製品を上から下に落下させたりなど、絶対、乱暴に取り扱わないでください。

未使用品、使用中断時の商品も、保管時は上から積み重ねをせず、特に缶上部にある噴出部のバルブには衝撃や過重を与えないようにご注意ください。無理な荷重や衝撃により内容物が不意に噴出する可能性がありますのでご注意ください。

ご購入後はできるだけ涼しいところで保管をしてください。車内など高温になるところには絶対に置かないでください。また、原料内容物は発泡固化する性質です。熱に弱く、特に夏場は保管時に製品が傷みやすいのでご注意ください。横向きに缶を寝かさず、缶を立てた状態を維持して保管します。横に寝かせたままにすると缶内のバルブ内部で原液で接触し、その後の樹脂膜化によってバルブが詰まるリスクが高まります。

新品や開封使用の状況に関わらず、数か月以上などの長期保管はお勧めできません。数か月や半年以上など長期に保管したい場合には冷蔵庫などの冷暗所による冷蔵保管が理想です。なお、保管中は直射日光、エアコンやヒーターの暖かい風、ストーブの周囲などでは短時間でも知らぬ間に製品にダメージを与えてしまっていることがあります。車内や荷台での保管は要注意です。日中の高温で大きなダメージを与えます。外見上ではダメージを確認できなくても、内部詰まり、ガス漏れ、内部の樹脂膜化を生じさせ、数日後には正常に使用できなくなるなどの悪影響を与えます。

計画通りに発泡施工を進めるコツは、闇雲に直感だけで使用開始せず、施工を始める前に周囲の養生、準備、道具類の整頓をしっかりとしておくことが重要です。何かしらの失敗に備え、新聞紙や養生材、雑巾、作業内容に合わせて別売の洗浄液なども用意しておきます。特に不慣れな方や特殊な注入発泡の場合は、周囲や自分にも液が飛び散る可能性がやや高いため、場合によっては保護メガネ、作業服、軍手の着用もお勧めします。



発泡ウレタンスプレー缶の作業工程は、一気に、一発で、施工を仕上げることはあまりないです。吐出を一時中断することも想定して、その中断時にウレタン本体の残液で床が汚れないように、一時置きする開き箱などを用意しておくと更に安心です。

発泡ウレタンは特に繊維系の衣類など余分なところに付着させてしまうと、強い洗剤で洗っても、シミ汚れが残ります。また、汚れた後のことを考えるのではなく、汚れないで済むように対策しておくことが肝心です。床などの施工物周囲には、前もって、新聞紙などでも簡易養生をしておくと安心です。

手肌には市販の保護クリームを塗っておくと、万が一、手肌に発泡ウレタンが付いたときでも、くっ付きにくく、汚れから保護することができます。髪の毛に関しては、少量でも発泡ウレタンが飛び散ると散髪カットすることになるため、女性のお客様で髪の長い方は、固まる前のフォームに髪の毛が付かないように注意し、飛び散って汚れたときのリスクを知っておくことも大切です。

エアータイトフォームはエアゾール品ですので、乾電池や電源など電気を必要としません。屋内外で缶を持ち運び、どこでもコンパクトに使えます。説明に従って、缶を良く振り、最初はビニル袋の中などに向けて少量のテスト発泡行ってください。液の勢い、吐出パターンの癖、発泡して固まる感触、これらを覚えてから施工をスタートしてください。

発泡ウレタンスプレー缶は使用開始後に液を止めるなどの一時停止は可能です。急速にノズルが詰まったりはしないのでご安心ください。また、一時停止をしてから(ストローノズルで使用する場合)10分以上放置するとストローノズルの先端部の残液は固まり始めますが、再吐出する際に、先端部で発泡固化したところを取り除けば再吐出はできます。

ノズルで使用する場合、中断時に洗浄せず、約1時間から1日ほど汚れたままで放置しても、同様の方法で再使用でき、先端部だけの固化で止まり、ノズル付け根の内部まで完全固化することは非常稀です。ただし、数か月放置すると完全固化します。

別売りの洗浄液をお持ちの場合は、中断したときにノズルの内部と缶バルブ部に付着するウレタン残液を溶解洗浄しておけば、固化詰まりを未然に防ぐことができます。尚、専用吐出ガンをつないで使う場合には、その都度の洗浄作業は不要なので、缶をつないだままで保管する方法がベストです。吐出ガンの内部は空気が触れない構造になっているため、1から2か月ほどの短中期の装着状態保管はできます。お客様の使用頻度によっては都度洗浄する方が良いこともあります。お客様の最善な中断洗浄の管理方法アドバイスは当社までお問い合わせください。



発泡ウレタンのスプレー缶から出てくる原料が発泡硬化する感覚は、絵具を塗るような感じでもなく、瞬間接着剤を塗布するような雰囲気とも異なり、塗料スプレーを噴霧する感じでもありません。エアータイトフォームの原液は液体での吐出ではなく、ムースの泡状態です。霧状ではなく、整髪ムースのようなクリーミーな吐出パターンとなります。


 

発泡ウレタンスプレー缶の施工は、シーリング材などコーキング材を施工する感覚とも違います。なかなか他の材料施工では感じることのない材料です。霧状のミストで出てくるものではありません。吐出パターンは液体ではなく、泡のムース状で出てくる生クリームを絞り出すような雰囲気に近いです。

フォームを壁面に塗りつけるように施工したり、隙間や穴に埋めたりなどの方法で使います。吐出する勢いの調節は、付属のノズルで使う場合と専用吐出ガンで使う場合で若干、要領は異なります。

詳細は使用手順、取扱説明書をお読みください。発泡作業がはじめてのお客様は、暫く慣れるまで自分が想定しているよりも液を多く出しすぎたりなど小さな失敗はつきものです。しかし、使い続けていくと、徐々に膨らみ方や固まり方、発泡する時間などを理解できると思います。

事前に学んでおくべきことを知っておけば、発泡ウレタンは差ほど難しくもなく、使いやすく、いろいろな用途で慣れてくると思います。見たり、聞いたり、ネットでの評判を調べるだけでなく、実際に自分自身で使ってみると、工夫して使えそうだ、などと発泡プロセスの特徴やコスト的なメリット感覚なども感じ取って頂けるものと思います。



発泡ウレタンの使用後ではなく、使用する前の段階でエアータイトフォームの缶ラベルに記載されている注意事項を良くお読みください。発泡ウレタンスプレー缶を使用する際に確実に注意すべきことは、施工する周囲など近くに火元が無いことの確認と、液が使用中に不意に飛び散ったときのこと考えて作業服の着用、施工する箇所の周囲や床の養生をしておくこと。万が一のミスに対処しやすくなります。汚れの注意は作業中だけでなく、作業を中断したり、発泡作業を終えた後の硬化前のフォームにも、気を抜かずに注意を心がけてください。

発泡ウレタンスプレー缶の中身は単一の原料成分だけが入っている製品ではありません。缶の中にはいくつかの原料が混ぜてありますので使用する前にウレタン原料や噴射ガスが混ざるように、10回ほど缶を上下に振ってからお使いください。缶の中身を最後までうまく使い切るために新品での使い始めのときから、正しい使用方法でバランスのよい状態で使用開始することが肝心です。

このバランスの良い状態とは、缶をよく振って、缶を逆さまにして、吐出勢いは弱すぎない状態で吐出すればバランスの良い状態になります。悪い例としては、缶を振らずに使用を長く続けたり、テスト吐出を行わずに最初からゆっくり微量の吐出を続けたり、缶を上向きで使ったり、缶を横向きで使用を続けたりすることは悪条件です。原料の吐出バランスが崩れることがあり、噴射ガスだけが多めに出てしまうことにより中身を最後まで使えなくなる可能性も高まります。

缶底が上になるようにしてお使いください。付属のストロー状ノズルで使う場合も別売の吐出ガンで使う場合も同様のルールとなります。不安定な吐出を続けると缶の中身のことだけでなく、上向きや下向きで使うと、施工に関してもきれいに塗布ができず、固まったときに接着の食い付きが悪くなったりします。缶は逆さまになるようにして、正しい持ち方、正しい握り方での操作に慣れることがプロ施工を実現するテクニックの一つとなっています。

付属のノズルで使う場合でも吐出操作は右手でも左手でも片手での吐出が可能ですが、女性では片手での長期操作は指がやや疲れるかも知れません。作業計画は両手がふさがることも想定してください。缶を握った手と、もう片方の手で缶本体部分を軽く持ち支えながら使うことで指の弱い力での少量吐出がし易くなります。

尚、吐出ガンをつないで使う場合にはピストル型の吐出施工となりますので、男性女性を問わず、多少不慣れな方でも均一な量のフォーム塗布作業が行え、ロスなく、きれいな仕上がりを得られます。 他社品では、冬場など寒いときは缶の内圧を強制的に高めることを推奨したり、缶をぬるま湯で温めてくださいというような表記をしているものも見受けられますが、スチール缶を水に濡らすと、あとで缶が腐食し、缶自体の強度を失うリスクが高まる危険行為ですので絶対にお止めください。

同時に、ヒーター、ハロゲン、バーナー、熱湯などによる強制加温は破裂する可能性があり大変危険です。一度でも著しく加温すると、缶内の原料成分に変化を生じさせて正常に発泡しなくなることがあります。また、プラスチック部品の軟化破損もあり、不意に部品が外れたりなど危険ですので絶対に強制加温は行わないでください。なお、加温したその日は正常に使用できても、その際に使わずに持ち帰った残りの缶は傷んでいますので使用できなくなることもあり、商品として不安定な品質のフォームに仕上がる場合もあります。



発泡ウレタンのスプレー缶は新品を開封した後に、中身を一気に全量使い切りの製品ではありません。しかしながら、ウレタン原料は発泡して固化する性質なので、整髪ムースや芳香剤スプレーのエアゾール品と比べるとあまり長持ちしません。中断保管した後の缶はバルブの出口付近の外側も内側も原料でやや詰まりやすいです。新品を開封する時は、無暗に使わずに、できるだけ中身を余らせないで済むように計画的に使用開始することが大切です。

発泡ウレタンスプレー缶はエアゾール製品なので吐出の一時中断は可能です。通常、出したり止めたりできます。ただし、ストローノズルで使うのか、専用吐出ガンをつないで使うのかによって、缶バルブへの負荷のかかり方が異なり、中断後のものは缶のバルブ付け根にあるゴムの戻りが弱まるリスクがあります。

目に見えるウレタン残液の固化詰まりに関しては、爪楊枝やクリップなどで慎重に付着ゴミを除去すれば採用できるケースもありますが、外側の詰まりだけでなく、缶の内側であるバルブ内部で原料の樹脂膜化で詰まりを生じさせることもあり、そうなると、中に原料が残っていても正常に再吐出はできませんし、使用後に何かしらの影響でガスマイクロリークによる缶圧低下によっても再使用不可となることがあります。

このように、ウレタン原料の性質上で缶の中身が余ってしまった場合、次に使用できなくなるリスクがあることを理解しておく必要があります。新品開封後は、できるだけ早目に中身を最後までお使いいただくことが肝心です。特に夏場などの熱による反応で、缶内部でウレタン原液が膜を形成するように詰まることがあります。再吐出の時に液の勢いが不安定になったり、液がまったくでない、などの症状ができます。

もちろん、新品や再使用を問わず、高温になるところや車内での保管は厳禁です。直射日光に当てず、車の中など高温になる場所には絶対に置かないでください。夏場などとても暑くなる倉庫や、夏場に車の中で商品を放置すると、爆発する可能性もあり、大変危険です。短期間でも高温場所に放置すると、正常に使えなくなるリスクが高まります。保管の際は、シーズンを問わずに、缶は立てた状態を維持し、可能ならば冷蔵倉庫、もしくは、風通しの良い涼しいところでの保管を心がけてください。